
四ツ谷駅から歩いて約7分。アクセス抜群の国宝・迎賓館赤坂離宮を楽しんできました!
今回、迎賓館のツアーを企画するにあたり、一番優先させたことは・・・。
「せっかく来たのだから見どころはしっかり押さえつつ、効率よく見学して疲れを最小限に抑えるルートづくり」です。
あれこれ考え抜いた結果、「朝の早い時間帯にまず予約制の和風別館ツアーに参加し、少し休憩を挟んでから、プロのガイドの解説を聞きながら本館をじっくり巡る」という、黄金ルートにしてみました。
少し涼しい日が続いた8月ですが、この日は結構、暑い日に・・・。
迎賓館は東京都整備局が定めた『眺望地点』に指定されています。写真左の丸いマークの上に立ち迎賓館を眺めると、都内にいながらも大きなビルなどの建物が入らない、とてもきれいな景観を楽しむことができます。(眺望地点から見ることができる景色は、季節や時間、周りの木の状態により異なります。)
まだ人の少ない迎賓館の正門前に到着し、さっそく記念撮影。
澄み渡る青空に白い門が美しく映え、これから始まるツアーへの期待がグッと高まります。

朝一番に向かったのは、完全予約制の和風別館「游心亭(ゆうしんてい)」です。

和風別館の玄関前では、大きく育った立派なヒマラヤスギが出迎えてくれます。これらの木々が迎賓館の広大な敷地を優しく包み込み、まるで都会の喧騒と格式ある宮殿空間を隔てる「美しい境界線」の役割を果たしてくれているかのようでした。
写真左:鯉がたくさん泳ぐ池。
写真右:本来は外界を遮るための目隠しとして大きく育っていたヒマラヤスギですが、残念ながら倒れてしまったそうです。そのため、外の景色が顔を出す、少し開放的なエリアになっています。

艶々の緑がまぶしいクスノキ。

和風別館の見学を終えたあとは、本館の裏手に広がる緑豊かな主庭を散策。ここで少し長めの休憩を取り、後半の本館見学に向けてエネルギーをしっかりとチャージします。
噴水のある主庭からベテランガイドさんの解説が始まりました。


資料展示室のある建物の中でトイレ休憩。やはり室内は涼しいです。
次に向かうのは、いよいよ西洋宮殿、本館です。迎賓館は館内での写真撮影が禁止されており、撮影できる場所が限られています。その分、カメラのレンズ越しではなく、豪華絢爛な空間を自分の目でしっかりと焼き付ける贅沢な時間を過ごせました。
また、ベテランガイドさんの解説は、ただ眺めるだけでは気づけない、奥深い見どころがたくさんありました。

賓客の皆様方は、正門を通り本館の玄関口まで車で乗り入れるそうです。

正門へ向かっての道には、黒松が左右対象的に植えられています。

本館のてっぺんを見上げると、そこにはなんと鎧兜(よろいかぶと)をまとった一対の武者像が!よく見ると「阿(あ)」「吽(うん)」の形をしており、この国宝の宮殿を力強く守っています。西洋風の建物に「和」の精神が融合した、見逃せないシンボルです。

迎賓館の格式高さを語る上で欠かせないのが、地中海原産の植物「アカンサス モリス(ハアザミ)」のモチーフです。古代ギリシャ・ローマ時代から「建築・芸術」の象徴とされるこの葉のデザインが、館内のいたるところに見事な彫刻として施されています。
迎賓館西口の手前に植えられた本物のアカンサスモリスのつやつやの葉が、長い歴史を経た今でも外交の舞台として第一線で使われている新鮮さを印象付けてくれました。
「西洋に追いつけ、追い越せ」を合言葉に、明治の日本が持てる建築技術と美術工芸の総力を結集して築き上げた最高峰の作品、「迎賓館赤坂離宮」。随所に日本の至高の職人技と、独自の美意識を垣間見ることができるまさに『日本の宝』です。
贅を尽くした「おもてなしの空間」で過ごした数時間は、歩き回った疲れさえも心地よく感じさせてくれる、不思議な魅力に満ちていました。
またのご参加を心よりお待ちしております。
9月1日 第2弾のツアーレポートはこちらから







