11月30日、少し風が吹いていましたが、晴れ渡る空の下、サイクリングツアーを開催いたしました。
レンタルサイクルを身体に合わせて調節し準備運動を終え、ツアーはスタート。閖上大橋を通過して貞山堀方面へ。避難の丘の坂を登ります。
あたり一面を見渡せる避難の丘での集合写真。
ここはどれだけ広い地域が津波の被害にあったか見渡せる場所です。
避難の丘を下り、貞山堀沿いに少し進むと、住宅の基礎だけ残った場所があります。(震災遺構住宅基礎地)
また少し進むと、震災の日の当日、寒さの中で生徒達が屋上で1晩過ごした荒浜小学校の遺構があります。
津波で何もかも流されてしまった空き地には、現在は様々な果物や野菜を栽培し、収穫体験や新鮮な野菜が購入できる仙台あらはまフルーツパークもあります。
コースの終盤は、名取川沿いに新しく作られたかわまちてらす。
秋は名取名物のせり鍋をお楽しみいただけます。
一通りコースをまさった後は、釜揚げしらすで有名なCafe Malta(カフェマルタ)でのランチ。
ちょうどせりのスープもいただくことができ、身体が温まりました!
<参加いただいた方の感想>
■ コース的にとても走りやすかったです。
■ サイクルガイドの案内も分かりやすかった。
■ 震災の跡地を見学できたので、感慨深かったです。
■ 初めてサイクリングツアーに参加しとても楽しかった。
■ 宮城県の被災地を見たことがなかったので、見ることができ良かった。
■ 初めての参加だったがとても優しく声がけも多くしてくださったので、一人でも参加できよかった。
■ 走るペース、休む感覚に気を使っていただいて、全体的に良い感じで進めた。
■ 荒浜小学校をニュースでは聞いていたが、震災遺構となっているとは知らず、知見を広げられた。
■ 震災を忘れない、地震、津波時にどうしたら良いか改める。
次回は春に開催予定です。
名取の桜を是非、見に来てください!
名取市サイクルスポーツセンター
サイクルガイド 大蔵哲也