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尚巴志ハーフマラソンレース体験レポート

 

沖縄県南城市で2025年11月2日(日)に行われた、尚巴志ハーフマラソン&3kmロードレースに参加してきました!

沖縄県の南にあるハートの形をした南城市。世界遺産の斎場御嶽や琉球開闢の地である久高島への航路の港もあり、琉球国王の尚巴志王に由来のある場所。ここでレースが行われます。

 

1日目

那覇空港に到着後、専用車で南城市へ。すると予想もしなかったサプライズが!

なんと!バスの中でLIVEが始まりました!ストレスまみれのカラダで那覇空港に到着した内地の人間としては、様々な機器と三線と生声を使いこれぞ沖縄音楽!という生演奏をいきなり聞かされ、既にノックダウン状態。これが【沖縄のやさしさ】です。

海から吹く柔らかい風のような音の余韻にひたりながらもお腹はすき始め、昼食会場のくんなとぅへ。

もずくの天ぷら、もずくそば、もずく酢、ジューシーがセットのもずくづくしの昼食。さらにもずく食べ放題と聞くや、追いもずくを取りに席を立つ人々。お店から見える沖縄の海ともずくで、心もお腹も満たされました。

明日に備えてコースの下見。準備が進む大会会場もチェックして、ウォーミングアップ。

スタートから約5キロ地点で始まる一番目の難所、新里坂の上り。想像していた以上に急な坂が続きます。車でもエンジンをうならせながら上っていく坂を【走る】のです。きれいな海を見ている余裕はなさそう。

 

コースのハイライト、ニラカナイ橋。トンネルを抜けるといきなり視界が開け、海が見渡せる絶景ポイントに出ます。大きくカーブしている長い橋は、まるで理想郷ニラカナイに続く滑走路のよう。またこの景色を見るために明日は頑張ろう。

 

実際に走ってみたコースは、空と海の迫力も坂の勾配もカラダに迫ってくるものがありました。

 

尚巴志王由来の地の観光

大会名にもなっている琉球国王・尚巴志王由来の地を訪れました。やはりこういう場面では地元のことを知り尽くしているガイドさんからのお話を聞きたいものです。約450年続いた琉球王国で代々王としての立場を守っていた尚氏。御嶽の静けさの中で、いにしえの時代にここにいた人々に思いを馳せました。

沖縄の祈りの場は、自然の木や石があり、風が通る眺めのよい高台。自然と手を合わせ、ここに来ることができたことに感謝しました。

 

レースの前夜祭は、琉球料理伝承人 屋比久保氏による【尚巴志料理】で歓待していただきました。

 

2日目

当日は沖縄らしい晴れ日。いよいよスタートします!

 

 

 

3kmロードレースは地元の子供や家族が参加するほのぼのとしたレース。子供の弾けるパワーを感じたり、ぐずりながら歩く子を励ましたり。旅人だけど、地元の人と家族みたいにつながって楽しみます。お天気がいいので走っていても気持ちいい!

 

 

ハーフマラソンは新里坂を登りつめたら、今度はなだらかの続く直線道。いずれにしても足にこたえるコース。やっとのことでニライカナイ橋。この大会の一番の魅力はここでしょう。

 

 

笑顔でゴール!お疲れ様でした。終わってしまえばよい思い出。

 

 

 

大会の風景 

安全管理の部門、トイレやエイドステーション、街の皆さんが協力してランナーを守ります。休憩用のテントやフードコーナーもありレース終了後も楽しめます。

 

レース終了後の後夜祭

沖縄の有名な芸人の皆様の様々な催し物がありました。よっしゃあ金城さんとも交流。【琉球王国】という泡盛もふるまわれました。

 

 

続いて【カフェやぶさち】での打ち上げ会。絶品のタコライスは、一度ご賞味あれ。

 

3日目

いよいよ最終日。昨日走ったニライカナイ橋にて、沖縄で過ごした日々を振り返ります。非日常の空間で、ゆっくりと自分を見つめる時間を持つことができました。

そして、南城市が誇る世界文化遺産の斎場御嶽へ。ガイドの皆さんより詳しい説明をいただき、南城市の奥深さを実感しました。

 

【ビストロブーケ】でさよならランチ

アマミキヨ浪漫の会ガイドのみなさん、お世話になりました。明るく楽しいガイドが最高です。

 

 

羽田から約3時間で到着する沖縄で行われた尚巴志ハーフマラソン&3kmロードレース。

コース地図だけでは読み取れない、長く続く急な坂。力を振り絞り駆け上がり前へ前へと進む。

トンネルを抜けた先には、がんばった自分へのご褒美と思える真っ青な空と海。

沿道には地元の子供やおばあ、おじいが、”がんばれ!がんばれ!”と応援してくれている。

沖縄の温かさをこんなに感じた旅は、はじめてかもしれない。

 

2026年尚巴志ハーフマラソン&3kmロードレースにご興味をお持ちの方は下記までご連絡ください。ツアーの詳細が確定次第、ご案内させていただきます。

            お問い合わせ先  adtourism@central.co.jp

 

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