
11月27日~30日で沖縄県石垣島に行ってきました!
いつも忙しく過ごしている方に、たまには海の見えるホテルで、【のんびり】するのはどうかとツアーを企画してみました。
1日目
石垣空港到着後、ソルト・スパ美塩(びあん)へ。
【石垣の塩】どこかで見かけたことがあると思います。ここに工房がありました。今から約300年前に、石垣島名倉湾の海水をくみ上げて作ったのが始まりだそうです。”何も足さない、何もひかない”八重山諸島の海水のみで作られた自然の恵みです。工房の外に置いてある壺の中には海水が入っており、ここに「にがり」を入れて7.8年かけてお塩を作るそう。からだによさそうです。
【石垣の塩】のお店の横にある【ソルト・スパ美塩】
八重山の美しい海洋環境の中で、豊潤な海水に含まれる❝天然ミネラル❞を独自の技術で抽出・濃縮した「ミネラルプール」に浮きながら、シンギングボウルの倍音を肌で感じ過ごす究極のデトックス体験。死海の海の次に濃度が高いと言われている貴重な環境です。
デトックスの前後は、二手に分かれてビーチやお庭をお散歩。少し疲れたらアジアン家具やモロッコの置物が置いてあるラウンジでのんびりします。
海と緑、塩と音による最高のデトックスが出来る場所でした。
【石垣シーサイドホテルのビュッフェ】
夕食は石垣シーサイドホテルのビュッフェ。沖縄の名物や皆様の大好物が並び、目移りするほどのメニュー。デザートまでたどり着けませんでした。お一人参加の方も多い中、皆さんすぐに打ち解け会話も弾み、楽しく時間は過ぎていきました。
2日目
【モーニングエクササイズ】
ガラス越しに海を眺めながらモーニングエクササイズ。あたりはまだ暗く波の音も静かです。集中して身体を動かしていたら、いつの間にか周りは明るくなっていました。

この日は残念ながら朝から雨となり、急遽予定を変更することになりました。
【川平湾】
まずは石垣島で絶対に訪れたい川平湾。「川平ブルー」と呼ばれる透明度の高いエメラルドグリーンの海と緑豊かな小島が織りなす景観は「日本百景」にも選ばれるほど。雨でも景色はきれいでした。
【黒蝶真珠(ブラックパール)】
石垣島の川平湾は世界で初めて、黒蝶真珠(くろちょうしんじゅ:ブラックパール)の養殖に成功した場所だそうです。MIKIMOTOのショップがありました。”お世話になっている方へ贈り物をと”楽しそうに選ばれていました。
【泡盛】
高嶺酒造所という泡盛のお店では、伝統製法の地窯蒸留で作られている製法の説明を聞き、試飲をさせていただき”泡盛”という沖縄のお酒に触れる機会となりました。
【石垣島鍾乳洞】
20万年もの時をかけて自然が作り出した石垣島最大の鍾乳洞。約30分、様々な鍾乳石を見ながら歩きます。最初は湿気があるのですが、ゴールは爽やかな空気。イルミネーションで飾られたエリアもあり、とても神秘的な場所でした。かつてここは海底だったそうです。石垣島には今もなお地底の奥深く、同じような鍾乳洞があるそうで・・・。地球が織りなす自然の造形。ただただ驚くばかりでした。

【みんさー織】
八重山の自然の中で生まれ 先人の手から今へと織り継がれてきた 伝統織物。石垣島の海を表現したと言われるみんさ織は、光を受けた時のその色の発色さえも旅の思い出として心に残る逸品でした。みんさ織を楽しみにしていた方は、とても喜んでお買い物をされていました。

【さとうきび収穫 70年前のおやつ体験】
畑へ行き、”なた”でさとうきびを刈り取ります。さとうきびは、細く見えても中身が詰まっているせいか見た目よりも重くて硬く、ようやく刈り取りました。刈り取ったあとは、葉や筋の部分を鎌でそぐようにきれいにします。この道70年の農家の方の鎌さばきはとても見事で、見る見るうちにさとうきびはきれいになりました。
きれいにしたさとうきびを山から流れて来るお水で洗い、さとうきび圧搾機へ入れて絞り出します。昔は牛や馬を使って絞っていたそうで、臼を回す人、さとうきびを機械に入れ込む人と手分けをして作業を進めました。昔もこんな風に作業をしていたのです。
皆でがんばった甲斐があり、たくさんの「さとうきびジュース」が出来上がりました。甘くて美味しいです。シークワーサーを絞って入れると味変を楽しめます。そして、70年前のごちそう【ゆぬくもち】をいただきました。
この「さとうきびジュース」「ゆぬくもち」作りで一致団結した結果、一気にお互いの距離が縮まり、おやつを食べる時は、みんな自然体となり、楽しくて笑いが止まりませんでした。まるでさとうきびの魔法にかかったようでした。
3日目
朝のお散歩とピラティスを楽しみました。シーサイドホテル内の芝生でアーシング。波の音をBGMに行うピラティスはとても贅沢でした。念願のブランコにも乗れて、童心に返られていました。
【マンタとウミガメ スノーケリング】
この日は晴天。海水温も温かく1本目のスノーケリングでは、沢山のお魚を観ることが出来ました。餌やりも試してみました。餌を食べる「クマノミ」はとても可愛らしかったです。
2本目マンタのいる場所へ移動。残念ながらマンタには出会えませんでした。これも自然の営みです。
【石垣市街地散策】
午後は、公共のバスを使って、石垣市街地へ繰り出しました。具志堅用高氏の銅像の前でガッツポーズ。
この日はたまたま11月29日「いい肉の日」でした。観光客はめったに行かない地元で人気の「ゆらてぃく市場」で石垣牛の特売品をゲット!お土産に最適でした。
夕食は、ここも地元の人に人気の居酒屋さん【やいま家庭料理さつき】で乾杯です!うみぶどう、もずくの天ぷら、石垣牛、ハイビスカスサワー・・・。最後の夜なので大盛り上がり!楽しく過ごしました。
4日目
【八重山舞踊体験】
地元の伝統のある舞踊会の方より踊りを教わりました。一つ一つの振りには意味があり、音楽と踊りで大切なことを伝えてきたとのことでした。着物に着替え、八重山気分。だんだんと身体が慣れてきました。
心と身体と頭をつなげ、自分を一つにして、こころとからだで踊りを表現する。自分を癒すYUIのひと時をまさに体感できました。
踊りがある「文化」の素晴らしさ、それを子供たちに伝えていく日常の中にある「伝統」。石垣島には私たちが忘れてしまった大切なものが残っていました。

【白保集落:英(はなぶさ)】
最後の昼食は、白保集落にある英(はなぶさ)で【八重山そば】をいただきました。自家製の木灰麺のおそば、つゆがとても優しい味で美味しかったです。

お天気がすぐれない日もありましたが、参加した皆様のパワー炸裂で、初めて会ったとは思えぬチームワークで、和気あいあいとした雰囲気でした。振り返ってみると【のんびり】とはいかなかった気もします。
非日常の体験、新しい出会い。石垣島で過ごされた時間が、今年の楽しい思い出となりますように。
<参加された方の感想>
・1人で参加しましたが、1人参加者同士みんな仲良くなって楽しかったです。
・だだどこかに連れて行かれゾロゾロ歩いて終わりのツアーが多い中,体験型のプログラムが多く充実感がありました。
・スタッフの皆さんの細やかな配慮が感じられた。小人数で、他の参加者との交流も図れた。メニューも充実していた。
・とっても楽しかったです。参加された皆さまが、朗らかで優しくて、今回の旅でなければ知り合えなかった方々とご一緒できて幸せでした。
・とても良い旅ができました。
またのご参加を、心よりお待ちしております。




















































