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7/7_ぐんまの底力~富岡製糸場からのメッセージ~

 

世界遺産『富岡製糸場』と知る人ぞ知る『城下町小幡』と『貫前神社』。今回は、はじめて高崎集合・解散のツアーをお楽しみいただきました。

今回は、神奈川・東京都・千葉・埼玉からのご参加でした。

皆さん、高崎駅に無事集合され、今だに切符を切ってくれる上信鉄道(二両編成)に乗り込みました!

 

 

上州富岡駅に到着し、富岡市のイメージキャラクター『お富ちゃん』がお出迎え。(左)そして、駅前にある群馬県立世界遺産センター セカイトで、ビデオによる世界遺産の説明を聞き、蚕を真近に観察しました。

 

 

そして、いよいよ富岡製糸場へ。ベテランガイドさんのお話をじっくりお聞きします。(蚕の説明)

 

 

三角形の組み合わせにより、高い強度と安定性を持ち、少ない材料で大きな空間を造ることができるトラス構造により造られた製糸場(左)レンガ造りの建物(右)。153年前の建物が現存する、大変貴重な遺産です。

 

一通り見学を終え、昼食は群馬を代表する『おきりこみうどん』。暑い日でしたが、うどんのみそ味がカラダに沁みます。

昼食後は、専用車にて城下町小幡と楽山園へ。世界遺産のすぐ近くに、ちょっと雰囲気の異なる場所があります。地元のガイドさんのお話を聞きながら散策しました。

ここは、中世より栄えた小幡氏が滅びた後、織田氏・松平氏が統治した江戸時代の城下町だそうで・・。町の中央を流れる雄川堰は「日本名水100選」にも選ばれている水の流れに迫力を感じる用水路。 国指定名勝の大名庭園「楽山園」をはじめ、武家屋敷、道幅14mの中小路など江戸時代の面影を残す、街並みが広がる、なんとも不思議なエリアです。

 

この土地をこよなく愛した織田家と縁の深い茶事。景色のよい凌雲亭で、抹茶をいただきました。

 

季節ごとにきれいなお花を見ることができるお庭。市民の方々の手で、復活させ、管理をしている場所だそうです。自然と歴史の奥深さを感じます。

ゆっくりとお茶を楽しんだ後は、最後のポイント約1500年の歴史があると言われる『一之宮貫前(ぬきさき)神社』へ。

この神社は鳥居をくぐり、参道の階段を下った低地に拝殿がある珍しい造りです。

 

 

拝殿を一回りするように歩くと、千年以上を時を重ねた古木の森があり、その霊験あらたかな謎めいた空気感に圧倒されます。

 

 

この後は専用車で高崎駅に向かいました。

高崎駅に到着!暑い中をお疲れ様でした!

 

 

 

世界遺産富岡製糸場、城下町小幡、そして貫前神社。こんなに近いエリアに、人々の息づかい、力強さ、つないできた歴史、あふれるほどの自然がある。

まさに『ぐんまの底力』。

 

 

<参加された方の感想>

■念願の富岡製糸場を観れて、とっても感動しました。富岡製糸場とそれを取り巻く様々な施設を含めて全体が世界遺産だということを初めて知りました。

■地元のガイドさんの案内があると、色々と気付かされる事があり面白く回ることができました。担当の方の事前調査や気遣いに感謝。明治初期、官民の総力をあげて国力増強に向かった当時の方々の力強さを感じました。

■暑い日でしたが、興味のあったところで、見て聴いて勉強になりました。その他の訪問地は個人でゆけない歴史があり、群馬の奥深いところを感じた。

■富岡製糸場は勿論ですが、楽山園、貫前神社も良かったです。参加者の方々は色々な事に見聞が深く感心させられました。

またのご参加をお待ちしております!

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