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5/31_W世界遺産 白神山地と三内丸山 ~青い森と溶け合い縄文を呼吸する~

 

2026年5月31日から青森の世界遺産を旅してきました!ツアーは白神山地ガイド会の弘前在住の渡邊禎仁ガイドがスルーガイドとして同行し、旅全体をコーディネートしていただきました。

1日目

青森空港到着後は、青森魚菜センターの『のっけ丼』体験!食券を買ったらセンター内のお店で販売されている新鮮な魚介類や野菜、お総菜などの中から自分の好きなものを選び、自分だけのどんぶりを作るというシステム。

お店の方が話す津軽弁、青森ならではの魚介類、山芋、ご飯もとても新鮮で美味しかったです!(のっけ丼の写真が撮れなかった方ごめんなさい!)また行きたい場所です。

 

お腹を満たした後は、北海道・北東北の縄文遺跡群、2021年に世界文化自然遺産に登録された『 特別史跡 三内丸山遺跡』へ。

◇特別史跡 三内丸山遺跡

縄文文化の発祥は今から1万6千年前。稲作がない状態で1500年も約500名人々が定住していたと伝わる三内丸山遺跡。青森県に球場を作ろうとこの場所を掘り返してみたところ、様々な土器が出土されたそうだ。女性を象った土偶、新潟県糸魚川のヒスイなども出土されており、大規模な遠隔地交易と高度な加工技術を示す極めて重要な遺跡です。もっと深掘りしたいですね。

◇藤田記念庭園

三内丸山遺跡の縄文の衝撃を消化しきれないまま、次の目的地である弘前市へ移動。まずは総面積約21,800平方メートルの藤田記念庭園へ。ここは弘前市出身の藤田謙一氏が大正十年に別邸を構える際、東京から庭師を招いてつくらせた江戸風な景趣の庭園です。岩木山を望む「高台部」と「低地部」の両方を歩いてみました。きれいに整備されたお庭に、弘前の歴史の深さを感じます。

◇アップルパイと青森の日本酒

そして、市内に40種類もあるというアップルパイの中でも人気のある『グランメルシー』のアップルパイをゲット。(サプライズ1)

さらに弘前の最高峰「豊盃(ほうはい)」が揃う、地元人気店『加藤酒店』で角打ち体験!(サプライズ2)

◇セントラルフィットネスクラブ弘前店

ほんのり気持ちがよくなったところで、弘前駅前にある『セントラルフィットネスクラブ弘前』の佐々木店長を突撃訪問。

◇あいや

夕食は、津軽三味線全国大会で最高峰のA級王座を3年連続で制覇した渋谷和生(しぶたに かずお)氏の『あいや』で青森の郷土料理と津軽三味線のLIVEを楽しみました。『叩き三味線』の力強い撥さばきが身体中に響き渡る迫力の演奏でした。

2日目 

いよいよ白神山地へ。

◇白神山地ビジターセンター

映像鑑賞と展示物の見学からスタート。その後、ブナの森に入っていきます。

◇『白神いざないツリー』と『遊々の森』

白神山地のシンボルツリー。津軽峠にあった有名な巨木「マザーツリー」が2018年の台風で折れてしまったため、新たなシンボルツリーとして選定されたブナの巨木です。まずはいざないツリーにご挨拶。

お招きいただきましてありがとうございます。

その後、いざないツリーの隣にある『遊々の森』へ。ここはブナの巨木に囲まれた神聖なエリアです。芽を出してから1年くらいの赤ちゃんブナがたくさん育っていました。光に向かって優しい曲線を描きながら、空へと伸びていくブナの枝。まるでブナがダンスをしているかのようなアート作品に仕上がっていました。

◇山助弁当

お昼は、白神山地のマタギ(伝統的な猟師)たちが山に入る際、身の安全を祈願して作った身代わりの人形「山助(さんすけ)」から名付けられた山助弁当。環境への配慮として、食べ終わったら小さくたたんで持ち帰ることができるように作られています。

 

◇ツアーのハイライト「世界遺産の径 ブナ林散策道」

白神山地の雄大な自然を気軽に体感できる遊歩道です。入口には天然の水飲み場があり、光をたっぷりと通すブナの葉のおかげで、一歩足を踏み入れると驚くほど明るい森が広がっています。この日はお天気も良く、オープンを迎えたばかりで人も少ない絶妙なタイミング。今しかここでしか味わえない澄んだ空気の中、長年積み重なったフカフカの腐葉土を踏みしめ、極上のウォーキングを満喫しました。

倒れたブナが作った空スペース。ここから光が差し込み植物たちが育ちます。森はすべてが自然のサイクルで成り立っています。

◇岩木山と岩木山神社

岩木山は青森県津軽地方の最高峰は、「津軽富士」と称され、どこからでも見える美しい姿は故郷の象徴となっています。麓の岩木山神社や「お山参詣」の伝統には、深い山岳信仰が今も息づき、さらに豊富な雪解け水は、名産のリンゴや水田、数々の温泉を潤す恵みの源だそう。滞在2日目にして、車で移動しているといつも目に入ってくる岩木山が特別な山であることを実感。岩木山神社で参拝。(サプライズ3)

二日目の宿、ロックウッド・ホテル&スパ、鯵ヶ沢の夕陽。北海道も見える場所です。

 

3日目

◇リゾートしらかみ乗車体験

鯵ヶ沢駅を出発し、十二湖駅まで日本海側を走るリゾートしらかみに乗りました。しかしその前に、テレビや映画で人気のあった『ブサかわ犬』の『わさお』の家があると聞きお邪魔してみました。今は「ちょめ」という家族がわさおの後継ぎとして活躍しています。ちょうど出勤した瞬間に会うことができました。(サプライズ4)

鯵ヶ沢の駅前で

リゾートしらかみ号で、鯵ヶ沢~十二湖へ。

『ちょめ』の家、きくや商店で買った『イカ焼き』をつまみに『ちょめとわさお』に乾杯!(サプライズ5)

日本海の海を眺めながらの電車の旅。千畳敷駅から電車を降りて15分の千畳敷海岸の見学タイムがあります。

◇十二湖ハイキング

深浦に到着、十二湖ハイキングへ。今日もお天気は快晴です。

十二湖は世界遺産白神山地の西側、青森県深浦町にある33湖の総称で、天然湖沼がブナ林の自然林に囲まれた自然景観の優れた地域です。十二湖最大のみどころは、白神山地有数の景勝地で鮮やかなコバルトブルーに輝く青池です。ワンダフル!

あまりの美しさに興奮が冷めやらないまま、次の池へ。 移動の途中、ガイドの渡邊さんが周囲に生い茂るたくさんの植物について、興味深いお話を色々ときかせてくださいました。

ブナの森を奥深く入っていきます。

目の前に現れたのは『長池』。周囲の木々が静かな水面に映り込み、幻想的な景色を創り出していました。どちらが本物か分からなくなるほどの美しさです。

3つ目に訪れたのは『沸壺(わきつぼ)の池』です。 通常のツアーではこの3つの池をすべて巡ることはなかなか珍しいとのこと。どの池もそれぞれ異なる美しい色を放っており、その本物の美しさに心から感激しました。

お昼はキャンプ場をお借りして一休み。やま弁当をいただきました。

水が流れる場所がコースの終盤。へびがお祝いしてくれました。

ご褒美は、青池のような『青池サイダーソフトクリーム』

◇マタギ講座

深浦観光ホテルに到着し貴重なマタギのお話を拝聴しました!自然の掟に寄り添い、敬意を持って命をいただくマタギの精神。その深い生き方に、胸が熱くなるほど感動です。

4日目

◇不老ふ死温泉

台風の影響を受け予定していた飛行機が欠航になり急遽予定変更。不老ふ死温泉で、露天風呂を堪能しました。(サプライズ6)

◇弘前フレンチ

解放感ある温泉でリフレッシした後は、弘前市内へ戻り『シェ・アンジュ』にてフランス料理のランチ。

弘前でフレンチが流行ったのは、明治期から西洋料理を受け入れる土壌があった街に、1980年代に地元シェフたちが研究会を発足して技術向上とPRに努め、さらに特産のりんごなど豊かな地元食材がその発展を支えたためです。お店の雰囲気もどこかフアンスを思わせるかわいらしさ。とても美味しくいただきました。

シェフと記念撮影

◇津軽藩ねぷた村

午後は、津軽藩ねぷた村で有名な『ねぷたまつり』について見学。館内を飾るねぷた祭りの山車や飾りは迫力あるものでした。

津軽三味線は、津軽地方で明治時代に生まれた芸能です。目の不自由な旅芸人(ボサマ)たちが、家々を回りながら米やお金を恵んでもらうための「門付け(かどづけ)」として弾き始めたのがルーツとされています。旅芸人たちは、吹雪の中でも音がかき消されないように、より大きな音が鳴る太い棹の三味線を用いました。そして、撥(ばち)で胴を力強く叩きつけるように弾く打楽器的で即興性に富んだ奏法を編み出したそうです。津軽三味線のなりたちは知れば知るほど、心の奥にずしんとくるものがありました。

◇弘前城

弘前城は、1611年に築城された青森県を代表する歴史的なお城です。東北地方で唯一、江戸時代から現存する貴重な天守閣や城郭の遺構がそのまま残されています。豪雪に耐えるため、屋根は雪下ろしがしやすいシンプルな構造(層塔型)に設計されています。

ここからも岩木山を眺めることができました。

6月だというのに桜が残っていました。まるで弘前を訪れたことを歓迎してくれているかのようでじんときました。

5日目(台風の影響で1日延泊)

最終日、あとは帰るだけと思いきや、サプライズ『虹のマート』で、今日の夕飯のおかずを爆買い!ついでにお昼用の海鮮丼も買いました。(サプライズ7)

1日目に見学した藤田記念庭園内にある『大正浪漫喫茶』で、アップルパイとコーヒーを岩木山を眺めながらいただきました。

さらに、ここにしか売っていないという『うちわ餅』を試食。(サプライズ8)

おまけ 

弘前のソウルフード、川越黄金焼(こがねやき)。明治18年創業の老舗です。 牛乳・卵を使わずに仕上げた生地と、裏ごしされた白あんで、もっちりとした優しい甘さが特徴です。店主の川越さんはセントラルフィットネスクラブのインストラクター。今回は食べれませんでしたが、次回は是非!

 

 

スターバックス。マンホール。弘前城の芝生を刈るルンバ。

お世話になった渡邊ガイドと

 

世界自然遺産白神山地は1993年に屋久島と共に日本初となる世界自然遺産に登録されました。ここを舞台に縄文の歴史を紡ぐ三内丸山遺跡も行程に加えコースを作るにはどうしたらいいでしょうか?渡邊さんに相談しました。

「のっけ丼、アップルパイ、フランス料理、藤田記念庭園もいいですよ。不老ふ死温泉への宿泊や、弘前城にねぷた村も……」と、青森の魅力を溢れんばかりに語ってくれたのが昨年の12月。

 

ツアーで訪れた青森は、まさに「期待通り」、いえいえそれ以上の場所でした。のっけ丼で味わう新鮮な魚の旨味、目移りするほど種類豊富なアップルパイ、カジュアルに楽しめる本格的なフランス料理、そして底知れぬ魅力を秘めた地酒。青森の食の豊かさに終始圧倒されっぱなしの日々でした。さらに白神の森では、明るいブナの木々が生き生きと息づき、吸い込まれそうなほど美しい池や、ひんやりと冷たい湧き水に心が洗われました。

そして、青森のどこにいても仰ぎ見ることができる、気高き岩木山。その雄大な姿は、地元に住む人々の心に深く根を下ろしているだけでなく、初めて訪れた旅人でさえも、どこか懐かしい故郷への郷愁を静かに呼び覚まされるような、不思議な温かさに満ちていました。

今回の旅が単なる観光地巡りに留まらず、参加者の皆様にとって唯一無二の特別な経験となったのは、ガイドの渡邊さんの存在にあります。白神や岩木山、そして青森という土地を心の底から深く愛する渡邊さんと共に新緑の青森を歩むことができたこと。その贅沢な体験こそが、この旅における最大の収穫であり、一番の宝物であったと深く心に刻まれております。

日常に戻り“白神ロス”を感じる日々ですが、買い物先で青森産の商品を手に取っては、あの時目にした岩木山の美しい佇まいに思いを馳せております。

 

Special Thanks to Mr. Watanabe

 

 

<参加された方の感想(一部抜粋)>

・ガイドの人のお話がとても興味深かった。

・今までに参加した中で最も楽しく、かつ学びの多いツアーでした。

・東北地方の歴史的な背景やそこに暮らす人々の思いに深く興味を持つことができました。

・頂く、”授かる”という気持ちを常に持ちつつ行動していきたい。私達の当たり前は、当たり前ではなく、非常に稀有で恵まれた環境の中で生かされているという事に感謝する。

・当たり前に生活できている事が当たり前なのではないんだという事に気付かされました。

・ガイドの渡邉さんの情報量がすごくて感激しました。普通ではなかなか行けないところはも案内してくださったり、色々な事についての歴史から現状まで説明も詳しく、盛りだくさんの内容で本当に素晴らしいツアーだったと思います。

 

ご参加いただきましてありがとうございました。

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