
3月10日(火)大宮の盆栽村~大宮公園~氷川神社を歩いてきました。当日の朝はまさかの『雪(大雪!)』。都内や神奈川県からご参加の皆様は、大宮に近づくにつれて、あたりが雪化粧に変化していく様子にさぞかし驚かれたと思いますが、皆様無事に時間通りに到着されツアーはスタートしました。
土呂の駅からは雪の中を歩き、さいたま市大宮盆栽美術館に到着。まず最初に盆栽の観賞の仕方について、ガイドさんよりお話を伺いました。(美術館内は写真撮影が禁止されておりますため写真はございません。)
盆栽は大自然の中で生きる大きな木の縮小版として捉え、鑑賞するそうです。まず正面に立ち、まっすぐに盆栽を眺めた上で、スクワットをするように姿勢を低くして盆栽と同じ高さになり、大きな木を下から眺めるように見上げたりして鑑賞します。身体を使って盆栽と対話をするようなイメージです。
そして細かく鑑賞します。根の張り方 → 土をしっかりとつかんでいるかどうか、広がりがどうか。幹の立ち上がり(根から最初の枝) → 太さや木の肌の艶はどうか。枝ぶり → 幹から伸びる枝のバランスはどうか。葉 → 色づきや光沢はどうか。ジン・シャリ(歳月を経て枝や幹が枯れて残っている部分) → 枯れている部分も盆栽の一部。
ガイドさんの説明を聞きながら盆栽を眺めていたら、人間にも通じることがあると思いました。
足は力強く大地に踏ん張っているか。胴は自分の理想とした形態か内臓の働きはどうか。腕はしなやかに伸びるか。肌に艶があるか。白髪や皴は幾多の困難を耐え抜いた「年輪」になっているか。
そんなことを考えながら鑑賞していると、雪が積もり寒い中でも文句も泣き言も言わず生きている盆栽を応援したくなりました。
屋外での鑑賞。(ここでは写真撮影が許可されています)大切な盆栽に傘や荷物を当てないように注意をしながら歩きます。
推定樹齢1,000年の蝦夷松、800年の真柏など、100歳の盆栽が若手に見えるほど、盆栽たちは人の歴史の証人として、この世を見てきたのでしょう。心にジーンと響きます。
盆栽のお手入れについては、次回のツアーでじっくりと掘り下げたいと思います。いずれにしても、人の手から手へと受け継がれてきたからこそ、今日ここにあるという事実。
先人の熱い思いを感じる貴重な時間になりました。
足を進めて盆栽園を見学へ。防犯の観点から写真撮影が禁止されているため、盆栽園の様子は皆さんの心に刻まれました。
立ち寄らせていただいた清香園(せいこうえん)さんは、お手頃な小さな盆栽やお手入れの道具を販売されている園でした。盆栽教室も開催されているので、興味を持たれた方にはおすすめです。
盆栽村を後にして大宮公園へ。広い公園の中を歩きながら鈴木ナビゲーターによる姿勢改善プログラム。雨があがってきました。
午前の部を終えて、大村庵で天麩羅御膳の昼食。温かいお蕎麦で疲れを癒しほっと一息。
お腹を満たした後は氷川神社へ。午後の部のガイドさんと合流し、氷川神社のお話をお聞きしました。

昭和の大造営で建てられた楼門は賀茂別雷神社・賀茂御祖神社の楼門を模したもので、氷川神社を象徴する建物です。
以前は禁足地だった『蛇の池』。湧水が流れ、現在も清水が神池に注いでいます。

三の鳥居をくぐり、日本一長いと言われている参道へ。明治元年に鎮守勅祭の社とする勅書が出され、明治天皇が行幸されたそうです。その時の様子が書かれた『氷川神社行幸絵巻』を模したパネルが参道に沿って展示されています。

ガイドさんの説明をお聞きする限りでは、氷川神社は天皇家にとって、日本にとって、とても重要な役割を成している神社。だから武蔵一宮なのです。

すっかり晴れ上がった氷川神社二の鳥居。どうやら氷川様は私たちを見守ってくださったようです。
雪を被った盆栽は、まさに自然と人の技術が融合した、冬だけの贅沢なアート。厳しい寒さに耐え忍ぶ姿には、春を待つ力強さと、冬にしか出会えない静謐な美しさを鑑賞できました。
『大いなる宮』から大宮と名付けられたこの場所。四季ごとに愉しむ『盆栽村』、『歴史の深掘り氷川神社』。第二弾もお楽しみに!
<参加された方の感想~一部抜粋~>
・盆栽すごい。氷川神社も伊勢神宮につぐ地位だと知った。
・行程がゆったりだったのでゆっくり見学できたし、道中の景色を楽しめた。
・イヤホンガイド優れものだと思います。素晴らしいです。
・ガイドさんの説明があり、参加して良かったです。氷川神社ガイドの説明が、わかりやすく楽しく散策できました。
・近くに、知らない町情報があるんだと思いました
・盆栽村は好きになりました。季節毎に変わるのが楽しみで、ちょくちょくお邪魔したいと思ってます。
またのご参加を心よりお待ちしております。



















